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昔ながらの伊勢音頭さのさ節もご覧ください。

都町のオリジナル伊勢音頭
都ーおお (ナーエ) 光るーうう源氏の彫り物 (アラヨイヨイ)
日本じゅーうう探せど (ヤンレエ) ただひーとおつ
[解説]
 都町のだんじりは、光源氏(源氏物語の主人公)を彫刻したものです。日本中探しても唯一つしかありません。

 都町のだんじりは、これまでにないものにしたいとの思いから、西条では初めて源氏物語を本体彫刻のメインテーマに採用しました。伊曽乃神社と石岡神社の祭礼は250年以上の歴史を誇りますが、この長い歴史においても初めてであり、日本中探しても他にはない、ということを歌にしたものです。
都ーおお (ナーエ) やーたあい(屋台)わあ源氏の絵巻 (アラヨイヨイ)
桜ーああ四隅にー (ヤンレエ) 和のふーぜーい(風情)

[解説]
 都町のだんじりは、源氏物語絵巻などを彫刻したものです。ほかにはだんじりの四隅(隅障子)に桜を彫るなど、和の風情があふれるものとなっております。

 都町だんじりの本体彫刻は国宝「源氏物語絵巻」などを見本にしました。源氏物語の彫刻以外の部分では、2階の隅障子には桜と鳥を彫るなど、源氏物語彫刻と相まって全体的に和の風情が醸し出されている、ということを歌にしたものです。
都のーお (ナーエ) おーなあごしゅーう(女衆) 源氏の美人 (アラヨイヨイ)
桐ーつぼぉ、藤つぼぉ (ヤンレエ) そこあーちら
[解説]
 都町の女の人は、みんな源氏物語に出てくるような美人ばかりで、桐壺や藤壺みたいなすばらしい女性がそこやあちらにたくさんおります。

 いつも裏方で祭りを支えてもらっている女性陣を褒め称えると同時に、本体彫刻の題材にも関連づけて歌にしたものです。だんじり本体を見てみると、桐壺(1階 隅障子の正面に向かって右)や藤壺(2階 正面の胴板)が、そこやあちらに彫刻されております。
江戸はー (ナーエ) ひーがぁしー(東) きょーう(京)ーはー にーし(西) (アラヨイヨイ)
西条ーみやこーはー (ヤンレエ) みやこーまーち

[解説]
 その昔、江戸は東の都で、京は西の都でした。西条の都はどこかというと、それは都町でございます。

 日本の歴史をひもとくと、江戸時代の都は江戸(東京)で、源氏物語が描かれた平安時代の都は京(京都)でした。それぞれ東の都、西の都と言い換えることができると思います。西条の都はどこなのでしょう。「住めば都」という言葉があるように、私達にとって「都町こそ西条の都である」ということを歌にしたものです。
都ーおお (ナーエ) やーたあい(屋台)はー 西条いーちの屋台 (アラヨイヨイ)
都おー かき夫も (ヤンレエ) 西条いーち
[解説]
 都町のだんじりは西条一のだんじりです。その西条一のだんじりを担ぐかき夫もまた西条一なのであります。

 都町のだんじりは、数ある西条のだんじりの中で一番のだんじりです。今後、他でどんな立派なだんじりができようとも私達のだんじりが一番であることに変わりはありません。
 この立派なだんじりに負けぬよう、私達かき夫についても運行やマナーの面で常に向上に努め西条一でありたい、という願いを歌にしたものです。

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